ゴールデンウィーク後半初日

二回目の三連休スタート。あいにくの天気で曇り空です。

のんびりとひたすら読書三昧ということで。

僕が小説で語ろうとしていることは、ある程度簡単に要約できると思います。それは「あらゆる人間はこの生涯において何かひとつ、大事なものを探し求めているが、それを見つけることのできる人は多くない。そしてもし運良くそれが見つかったとしても、実際に見つけられたものは、多くの場合致命的に損なわれてしまっている。にもかかわらず、我々はそれを探し求め続けなくてはならない。そうしなければ生きている意味そのものがなくなってしまうから」ということです。
村上春樹「雑文集」P388 「小説を書くということ」

村上春樹 雑文集

村上春樹 雑文集